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藺 草 表 の 折 り 皺
畳表は連続物として織機から出てきます。これを畳店あるいは畳材料問屋の要望に合せた長さで切断、
出荷します。いずれにしても“折り畳んで出荷する”ことになりますので、折り目の内側になった部分の藺草が
潰れ、畳にした時、黒い筋となって見えることがあります。
放置しておけば、約1ヶ月程度で空気中の水分により藺草が膨ら
み元へ戻ります。
とは言え、工事直後に見栄えが悪いのは気になります。
畳表に霧を吹きかけたり、ローラーで押さえたり、スチームアイ
ロンで蒸気をあてたりして改善を計りますが性急に行いますと
かえって見栄えを悪くしてしまいます。
軽く処置した後は暫らく放置するのが得策と思います。

これに引き換え、和紙製畳表、PP製畳表はロール巻にして出荷
されますので折り皺の問題は発生いたしません。
     折り皺による黒い筋  藺草表がロール巻梱包されないのは“耳毛”を残した状態で畳店
に届けるという習慣が残っているからです・・耳毛が保護材代わりになり簡単な紙包みで配送できる、あるいは
長い耳毛が “長い藺草を使っている証明” になる等言われております。耳毛を残したままロール巻梱包すると
鼓形になってしまい却って多くの皺を作る原因となってしまいます。
和紙製畳表、PP製畳表では素線の品質は一定となりますので、敢えて耳毛を付ける必要もなく、ロール巻き、
ダンボール箱入りで配送されます。
折り皺、あるいは机や椅子を置いた時の凹みの修正には、スチームや熱湯による加熱過湿が有効ですがPP
表に行うことは厳禁です。 大きな伸縮、変形が起こってしまい対応不能になります。