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新 畳 工 事
新築住宅での工事、あるいは今お使いの畳を新しいものに入れ替える工事です。次の手順で行います。
                           
                              @ 採 寸
 まず部屋の寸法(正確には畳寄せの内側寸法)を計ります。
 時として、部屋が正しい長方形になっていなかったり、壁が
 真っ直ぐでなかったりすることがありますので、約450mm間隔で
 縦横の寸法を測ります。
 左図の採寸風景で測定者の前に見えるのが基準線を出すため
 のレーザー発信器です。
 タンス、家具等の荷物の量で異なりますが、採寸にかかる所要
 時間は1部屋でおおよそ30分くらいです。
   
新築住宅での採寸作業
  A 製 畳
 採寸したデータを持ち帰り、工場で畳を作ります。製造の主要
 部分は機械化されておりますが、細部の仕上げは今でも手作業
 で行っています。
 特に縁なし畳は手作業による部分が多いため時間がかかり、高
 価になる傾向があります。
 材料手配の時間も見て、普通の畳で2〜3日、薄畳、縁なし畳で
 4〜5日かかります。  
畳の生産設備
  B 敷き込み
 出来上がった畳を現場に持ち込み、新築住宅の場合は敷込み、
 リフォームの場合は現在入っている畳と入れ替えます。
 従ってリフォームの場合でも畳のない部屋で過さねばならない
 時間はありません。
 この作業も所要時間は1部屋30分程度です。
新畳の敷き込み作業

注) 古畳の処分;リフォームで新畳の工事をしますと、今まで使っていた古畳の処分が必要となってきます。
            畳床が藁で出来ていた時代、近所に農家の方がおられた場合には古畳を肥料等に使って
            いただいたこともありましたが、都会では産業廃棄物としての処理が必要となり、思わぬ
            費用が発生することがあります。
           事前に確認しておくべき事項です。

表 替 え 工 事
昔はお客様宅の庭先で仕事をさせて頂く事もありましたが、現在では畳を工場へ持ち帰って畳表の取替を
行います。手順としては次のようになります。

 @ 引き上げ
まず日程調整の上お客様宅へ伺い、畳を工場へ持ち帰ります。
畳が戻ってくるまでの間、この部屋は畳がありませんので盛夏、厳冬期の工事は避けた方がよいかも知れま
せん。
またこの部屋にあったタンス等の大型家具は、引上げたお客様宅の畳の代わりに当店よりお持ちした畳を置き
その上に仮置き致します。 家具は水平移動のみで比較的簡単に移すことが出来ます。
下図にその様子を示します。
“滑り板”を使ったタンスの移動    当社持参の古畳上に仮置き
 A 畳表の交換
工場へ引上げてきた畳は、縫いつけてある糸を切り古い畳表を取り去ります。その後、新しい畳表を新しい
縁共々縫着します。
古い畳表の除去作業                 新しい畳表の取付け作業
 B 敷き込み
工場で畳表を新しく替えた畳を敷き込みに参ります。
お客様宅での作業時間は1室あたり、おおよそ30分程度です。
基本的には引き上げの翌日敷き込みますが、当社近郊のお宅であれば当日中にお持ちすることも可能です。

 裏 返 し 工 事 
畳表は裏返して使うことも出来ます。
昔のように、こまめに畳の手入れをしていた時代は新しい畳表にして2〜3年経過すると裏返して使い、さらに
2〜3年使ったあとで畳表を交換するということが広く行われていました。
 最近のように畳を手入れする間隔が長くなってくると裏返し工事
 では、畳が綺麗になったと実感しにくくなりました。
 畳表の使用年月が長くなると、裏面といえども日焼けします。
 汚れも裏へ回っていることがありますので4〜5年以上使われた
 畳表は基本的に裏返しより表替えをお奨めいたします。
 作業的には表替えとほぼ同じです。
     
裏返し作業       
以上、説明いたしましたように畳工事には新畳、表替え、裏返しの3種があります。
どの工事を選ぶか、迷うところですがおおよその見極め方は次のようになります。
 ・ 新畳か?表替えか?
   畳床の耐久年数は一口に言って20年はあります。 使用年数が増すと頻繁に通る部分から畳が凹んでき
   ます。畳の上を歩いてみて、あるいは斜めから透かして見て特別の違和感があれば新畳、なければ表替えで
   よろしいと言うことになります。
 ・ 表替えか? 裏返しか?
   この判断が一番迷います。
   前述のように畳表は裏面でも日焼けは進んでいます。比較的新しい畳表でも、汚れが裏面に回っていること
   もあり、厳密に言えば畳表を外してみなければ裏面が使えるかどうか分りません。
   出来ることならお客様も工場までご足労頂いて、確認の上、裏返しで行くか表替えにするか決められるのが
   間違いない方法です。