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床 暖 房 用 畳
薄い畳が求められた理由に上述の和室洋室間のバリアフリー仕上げの他に畳仕上げ室の床暖房が挙げられ
ます。
床暖房の普及とともに畳敷きの部屋に床暖房が出来れば “床の暖かさを足裏で直接感じることができる” し、
また毛布でもかぶって寝ころがればさぞかし快適だろう・・・という発想です。
畳材料はほとんどが断熱材に属するものです。
床暖房の発熱体からの熱を部屋に放出するには、何よりも
畳を薄くする事が必要になりました。
その上、床暖房により畳にかかる負担は
 ・ 温度の変化による膨張収縮
 ・ 畳の表裏の温度差が30度近くにもなることによる反り
 ・ 乾燥してくることによる強度劣化、膨張収縮等
が考えられ、前項の薄畳以上に厳しい使用条件になります。
この中にあって、まず畳表は和紙表が適しています。
藺草表は乾燥と共に強度が心配になりますし、PP表は温度
上昇による伸縮、軟化が懸念されます。
             床暖用置畳                床暖用ヒーター
次いで畳床が心配になるのですが、現在市場で評価を得ているものは
 ・ 薄い畳ボードの表裏にガラス繊維状のマットを貼り付け変形防止、強度アップを計ったもの
 ・ ベニヤ板の表裏に薄いアルミ板等を貼り同様の性能を確保したもの
 ・ 特殊プラスチックの複合体で強度を確保したもの
など、種々の工夫が凝らされたものが販売されております。
このように薄畳の中でも、床暖房用畳は特別な材料を使い、かつ特別な作り方をしておりますので55mm厚さの
畳に比較し、かなり高価なものになっています。
   
ご注意 1) 床暖房対応畳とは、床暖房されているフローリングの上に置いて使用する畳ではありません。
        床暖房ヒーターの上に直接置いて使う畳のことです。
        床暖房されているフローリングの上に置きますと、畳には何ら異常はありませんが床暖房能力が
        大巾に落ちてしまいます。
ご注意 2) 薄畳では綺麗に仕上げるため、畳表を畳床に接着剤や両面テープで貼付けているものもあります。  
        この場合一般畳で常識となっている、表替えが出来ないことがあり、注意が必要です。



ベッド用畳
腰痛持ちの方が時として、洋風ベッドより畳の上で寝る方が良いと言われることがあります。
そのためベッドと畳の双方の良さを生かした商品として畳ベッドがあります。
畳ベッドに用いる畳として、特別なものはありませんが上手く
使うための注意事項を述べておきます。
 ・ 畳を置くベッドはスプリング等のない堅い平面として下
   さい。
 ・ ベッドのサイズはシングル〜ダブルサイズ等、種々あり、
   シングルベッドでも畳1帖サイズより大きいことがしばしば
   あります。 畳の基本寸法は前述しましたように
     五八間(関東間)で 880×1760 mm
     本  間(関西間)で 950×1900 mm  です。
   この寸法を意識して割付を行うとムダが省けます。
 ・ 人は就寝中に約コップ1杯の水分を発散すると言われて
  います。ベッドという言葉に惑わされて、布団を敷いたまま
畳ベッド   しておきますと畳にカビが出ることがあります。
  朝起きたら 布団を上げるようにして下さい。
 ・ 同様の理由で、時々畳干しをすることが望まれます。そのため畳は軽い構造で、半帖程度のものを何枚か
  並べて使われることをお奨めします。
  また、畳表には少しでもカビにくい和紙等の工業製品表が適しています。