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薄   畳
前項まで “畳のいろいろ” の説明において、畳の厚さは一般的な55mm程度をイメージしてきました。
ここでは一挙に13〜15mm厚さの薄い畳について説明いたします。
 薄畳の断面サンプルを左図に示します。
 室内で和室、洋室の段差なし、即ちバリアフリーが言われ出した時
 当初は和室の床下地を下げ、55mm厚さの畳を敷いて洋室のレベルと
 合うようにしていました。
 しかしバリアフリー思想が広まるにつれ、逆に畳をフローリング厚さに
 合せる方向に向いてきました。
 間取り設計の自由度を増し、かつ建築工事を簡単化したいという要望
 に応えるためです。
 畳職人の感覚からすると、薄畳になるとそれまで原則としてきた
  ・ 畳表は畳床の反発力を利用して真っ直ぐに張ること
  ・“拝み合わせて”隙間のないように敷き込むこと
 の実行が不可能になりました。
       薄畳の断面
薄畳の扱い量が増えると共に、技能も向上し、実用レベルで納まるようになってきてはおりますが、一般厚さの
畳と比べ難しさは残っています。
大西薄畳(OU畳)
前項では厚さ12〜15mmの畳について述べましたが、さらに薄い畳、かつ反りや隙間の心配がない畳はないか?
の要望に応えるものです。
本体部分の厚さが8mm、縁の部分でも 9mmで畳に似た外観はしていますが、構造的にはカーペットに近いもの
です。
 @ 構 造   
  普通の畳と違って、畳表とクッション材を接着した“畳マット”を嵌合
  構造の“縁”で押える方式です。
  縁の受け材を下地にタッカー止めし、寸法に切断した畳マットを
  配置した後、縁を受け材に嵌め込んで押え込みます。
  受け材は敷居や畳寄せに接する部分に使う外受けと、畳マット間に
  使う中受けがあります。中受けでは1本の縁で両側の畳マットを押さ
  え込んでしまいます。
      サンプルボード
 A 特 長
  ・ 何よりも薄いことです。床の上に部分的に施工してもあまり気にならない厚さです。
  ・ 前述しました薄畳ではどうしても反り、縮み、隙間等に多少の懸念が残りますが、この畳ではこれ等の問題を
   一気に解決致しました。
   特に虫の発生原因になる “ハウスダストが溜まりやすい畳の隙間” がないことは大きな特長です。
  ・ 畳マットは簡単に切断可能で、直線であれば自由にデザインすることができます。
    また畳表の種類、縁の柄等は自由に選ぶことができます。
  ・ 床暖房用畳としても使用できますが、この場合は中受けを固定するために床暖房ヒーターと畳マットの間に
   ベニヤ板等を入れることが必要になります。
 B 施工例
   施工例に示しますものは、普通の和室にバリアフリー施工したもの、変形畳で敷きこんだもの、フローリング
   の上に敷いたものです。
普通の和室(1帖サイズ) 普通の和室(半帖サイズ) 変形畳で施工したもの

左図はフローリングの上に直接施工したものです。
勿論、受け材を固定
するためのタッカーによる傷がフローリングにつき
ます。
また縁の部分で 9mm程の段差ができます。

フローリングの上に敷いたもの